また会いましょう。
by psychedelicious
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思而不学即殆。
はい、今日も始まりました、「6時起きなのにまるで眠れない管理人が
眠れない皆さんにお送りする愛のブログ」です。コンバンニャ。

とかいいながら今日はハラワリ。重くはないけどオチないです。


えー、前回の書き込みに非難轟々ですが(予想通りだw)、
書いてある文章自体は本当の話です。一応。

日本での歴史のほうは高名な手品師の方から伺った話で、
後者の歴史のほうは何かの本で読んだ話ですから、
たぶん実話です。ソースを紹介できないのが申し訳ないですが。


つかこのサイト、基本的に創作は一切ありません。
いずれもワタシの体験談か、ワタシが心底思ったことか、
(少なくともワタシが)本当のことだと信じている記事のいずれかです。

ただワタシあんまし本とかで調べなおしたりしないので
しばしば信頼性が危うい。・・あ、あと脚色も多いw


論語だかなんだかに(←出だしから早くもソースが怪しいw)
「学而不思即罔 思而不学即殆」という言葉がありますけども、
自分の場合はもろに後者、「思而不学即殆」のほうですね。

前者の方は「学びて思わざれば即ち罔し」すなわち
「いろいろ知識を吸収しても自分で考えないと狭くなっちゃうよ」で、
後者のほうは「思ひて学ばざれば即ち殆うし」すなわち
「いろいろ考えてもちゃんと学ばないとあぶねーよ」ってな
内容だったと記憶していますが。


私の場合、自分の持っている手持ちの知識によって
推論・予測・推測・推定等々は行いますが、
あんましその裏をとらない場合が多い。

そういうわけでワタシ、しばしば憶測でものを言います。
あまりものを知らないので、知らないなりになんとか答えを考える。
ちょっとでも推論の根拠になる材料があったら、
できるだけ手持ちの情報を組み合わせて答えを考えてみたい。

過去の例で言うと、小学校高学年くらいのときでしょうか、兄から
「光の(波の?)うち、赤いものは直進しやすく、青いものは拡散しやすい」
という情報を聞いたときに、「あぁ、低いところにお日様があるときは、
真上にお日様があるときよりも僕とお日様の間の空気が厚いから
きっと赤い光ばかりがたくさん届いて夕焼けになるのかなー」とか。
理系の友達に聞いたらどうも間違ってないっぽいです。



でも、こういう裏をとってない話をされるのが嫌いな人からは、
「いい加減なことを言うやつ」と思われがちです。悲しいことに。
最近は注意して、自分としては、「わからないことはわからないと言う」上で、
「推測だけど○○じゃないかな」という言い方をするように心がけていますが。

とはいえ、自分としては「きちんと学ぶ人」ってのを尊敬しているので
「きちんと思う人(?)」も相応に尊敬されないのはちょっと悲しいw


じぶんの指導をしてくださっている先生は、
ワタシのことを「天才型」と呼びます。この逆は「秀才型」。

この先生の言葉、ワタシの解釈では、天才型が秀才型に優るものではなく
センス(≒直感)で答えを導くか、コツコツ蓄積した知識から答えを述べるか。
そのどっちに寄った思考パターンかを指す言葉だと解釈しています。

ワタシとしてはそのどちらもできることが望ましいわけで、
導かれた推論や予測が正しいものかどうか、後からきちんと
いろんな知見を確認することが大事なんだと思っています。

そういうわけで、自分に足りないのは「学」。今の自分は「殆」。


「根拠のあるほんとのことにしか興味がない」という人は
ワタシの記事はお読みにならないほうが無難かと思いますヨ。
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by psychedelicious | 2005-07-21 02:27 | 割腹-ハラワリ-
殺セバ死ヌ。
ハイゴメンナサイヨ。管理人デスヨ。

ご存知のとおり1年前くらいからものっすご忙しくしてまして
今年に入ってからもボカスカ立て続けにそらもうアホみたいに
用事が入るもんで連絡とってないとか会ってないとか返事してないとか
そういう人が非常に多いわけですよ。

仕事の合間に、現実逃避気味に
音信不通にしていた知人たちの様子をちょいちょいのぞいてみたりすると、
そらもう状況やら性格やら激変してる人が多くて軽い驚き。

やれ彼氏が変わったの彼女と別れたの子供ができたの結婚するのと
(なんか色恋沙汰ばっかりだなw)
・・・まぁその辺はずいぶん前から自分の周りにはあふれてたわけですが。

かといってそのくらいでいまさら自分に影響があるわけでもないんですけども、


ふと思い出したことが。

ハラワリ御免。(カナリ重イデス、御注意)
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by psychedelicious | 2005-05-30 23:05 | 割腹-ハラワリ-
心理学の恐怖
ハラワリ的な。

唐突ですが,心理のハナシ。
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by psychedelicious | 2005-02-18 08:42 | 割腹-ハラワリ-
地震の恐怖
いきなりのハラワリです(オチないです).


いまさっき,ワタシが住んでるあたりを震源とする地震があったのですが.

ワタシのアパートってば築30年の木造で,
しかも2階に住んでるもんで,エライ派手に揺れまして.

ガラス戸はガッシャンガッシャン言うわ床も柱もギシギシひしゃぐわ.

地震というもので,生まれて初めて恐怖を感じました.


あたりまえだけど,震源付近だと
P波からS波までの間がほとんどないのですね.

いままでに経験した地震だと,
たいがい細かな縦ゆれの気配に「お,くるな」と心の準備をして
手近な火を消すとかちょっと対策してから横揺れが来るんですが.
今回はまったくその余地がありませんでした.

こういうの直下型っていうのでしょうか.えらい怖かったです.



さて,なんでこの記事がハラワリなのかと言うと.


ワタシいろんな大学の先生方と共同で,「震災後の避難所運営」とか
「災害対策支援プログラム」とかに関わる研究をしているのですが,

「被災された方の気持ちを想像できない」ということに
ずっともどかしさを感じていたのですね.
「文献と書物で得た知識だけで人の気持ちはわからん」と
思ってるもんですから.

で,震災を受けた方の「余震が怖くて自宅に戻れない」というお気持ちが
ずっとわからずにいたのですが,
今回はじめてそれをリアルに想像することができました.

ワタシが体験したのが震度5弱だそうですから,
震度6規模の余震の続く地方に住んでらっしゃる方の
恐怖は想像を絶するものだろうと思います.

ましてこれで所有物を失い,また大事な人を失った人の気持ちは
やはりワタシの想像をはるかに越えるものだろうと思います.


結局,被害を受けられた方の気持ちを本当に理解することなんて
できるわけがないのですが,少しでも近い気持ちで
被災された方々にお会いできるようになることは
たぶん大事なことなんだろうなぁと思います.


自分の論文が片付いたら,またすこしずつ,
神戸や新潟で被災された方にお話を伺う機会が出てきます.

こういうお話から,この先同じような震災が起きたとき,
どうしたら被害を最小限に抑えることができるのか,
そのあたりを調査して社会に還元しようというお仕事なのですが.

お話を伺うときに,浅薄な言動で人を傷つけることがないよう,
さっき感じた恐怖感をここに記しておきたかった,と
今日の記事はそういうわけです.


では,おやすみなさい.
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by psychedelicious | 2005-02-16 05:36 | 割腹-ハラワリ-
仕事,選挙,団地,健康,そして秋味。
論文一章分書き上げて(まぁしょせん草稿なんで修正入りますけど),
数日ぶりに気持ちの余裕ができた管理人です.

今日は久々にハラワリ書いてみます.しかも長文.オチナシ御免.
ワタシ自身に興味があるという奇特な方以外には読み飛ばし推奨.


仕事が切羽詰ってくると,頭の中は論文の構成とデータのことで飽和状態,
何一つほかの事に気を回せなくなるイッパイッパイな今日このごろ.

人生始まって以来の膨大な仕事量をこなさなくてはならないので,
毎日の作業効率と作業量をかなり上げておかないといけないのですが,
これがまた細かい期限付き,かつロングスパンの作業でもあるために,
いままでみたいに無理ができないと.体調管理が肝要なんですな.
社会人のみなさんが毎日こういった生活をされているのって
ほんとにご苦労なことだナァと改めて思います.


論文執筆は継続的な作業であるがゆえ,かなりストレスがかかっているのと
これまでの数年,運動不足に不規則・不摂生な生活を送ってきたツケで
恐ろしく体力やら免疫力やらが落ちているようでして.
ちょっと生活が乱れるとすぐに風邪引いてぶっ倒れたりするのですが,
今その状態に陥るともれなく一年間院生生活が延長されるオマケつきなので
ビタミン剤だの喉スプレーだの栄養ドリンクだのでドーピングする日々.


さて,この時期,昼間はどうしても共産党やら自民党やらのみなさんが
ありえないボリュームで名前を連呼しながら自宅の前を通りすぎるもので
繊細なワタクシは(反論不可w)昼間はうるさくて論文が書けないのです.


以前は大学から5km圏内の学生アパート街に住んでいたので
選挙カーの宣伝は現れませんし(おそらく効果が期待できないため),
大き目のアパートが多いのでゴミ出しの制限などもゆるく
ある意味生活のしやすい場ではあったのですが,
住民の9割以上が学生という環境にワタシが耐えられなくなったのです.

住民の大半が学生のその地域は,学生の非常識がまかり通っていて,
たとえばコンビニに夜通し立ち読みの学生がタムロしていたり,
あらゆるお店の接客態度が非常に悪かったり(バイトも学生),
深夜まで飲み会のバカ騒ぎが聞こえてきたり(誰も注意しない),
一般常識とはかけ離れた,非常におかしな状態になっているのです.

「ここにいると感覚がズレる」
「学生気分から抜けられない」

院生になり,指導教官から社会人としての自覚を求められたワタシは
大学院に入ると同時に,若干離れた古い団地街に引っ越しました.

朝方,お向かいの鍼灸院に集まるお年寄りの声で目覚めるとか,
ゴミを指定日の朝に出さなければならないなど,少々の難はあるものの,
さびれてはいても古くから生きている商店街があったり,小さな郵便局では
ワタシの持ち込んだ大量の配送物の処理を局員総出で手伝ってくれたり,
おばあちゃんが一人でやってる「会話のあるスーパー」があったり,
散歩をすればご近所の庭先で季節の花を楽しめたり,
下校の小学生や散歩のおじさんが顔も知らないワタシに挨拶をしてくれる,
老若男女の住んでいるこの古い団地での生活を,ワタシは愛しています.

こういう生活は,前の生活に比べると,やはり潤いがある気がするのです.

裏のお宅の奥様にいただいたアロエの一件も,置き場には困るけど
やっぱりご近所の心のつながりを感じて,うれしいモノなのですよ.


とはいえ,先ほども書いたように,有力な選挙権を持つ成人の多い
このご近所には,選挙宣伝カーの出現率もたいへん高く,
候補者の多い市議会選挙では,ひっきりなしに選挙カーが行きかうわけです.
そして団地の真ん中で,大音響で延々と自己主張を繰り広げたりする.

まぁ普段も古紙回収業者や竿竹売りやアイス屋さんがうるさいんですが.


んだもんで,ワタシの生活としては,深夜静かな時間に作業をして,
昼間は寝たりする生活,つまり昼夜逆転の生活になってたりします.
(夢の中に顔も知らない市議会議員候補が侵入してくるけどな)

もっぱら深夜の仕事になりますから,ストーブはつけっぱなし,
風邪予防のために加湿器もノンストップで稼動していて,
生活費の面では非常に効率が悪かったりはしますが.
それでなんとか健康状態を保って作業を進めておりますので
結果オーライと思っている今日この頃です.

諸事情により,最近は珍しくちょっとだけ金銭的に余裕があるので.


さて,作業に区切りがついた,たったいまのような時間には,
ふと,改めて世の中の“色”を見る余裕が出てきたりします.

たとえば,暦.
たとえば,食事.

ふと思いついて暦を見直すと,昨日は立冬だったんですな.

この先も,小雪・大雪・さらに冬至・小寒・大寒と寒さは増すばかりですが,
いまワタシの中では秋まっさかりでして.

相方が昨晩の夕飯に作ってくれた料理の残りをつまみながら,
その“味”を,いまさらながらにかみしめております.

「焼き秋刀魚,新ジャガのポテトサラダ,秋鮭の刺身,カブの味噌汁」

食べてるときには論文で頭がいっぱいでよくわかってなかったのですが,
今思うと秋の味覚に彩られたこの料理は,ワタシをとても元気にしてくれる.

いくら栄養ドリンクを飲み,ビタミン剤でドーピングしようと
食事をまともに取らなければ体調が崩れるのは目に見えておりまして,
こういった配慮をたいへんありがたく思う昨今なのです.


ワタシの部屋を彩る緑色の同居人達に水を与え,
短くなってきたお日様をできるだけ多く浴びてもらうために
毎朝窓際へ,そして毎夕暖かい高所へ,鉢を移す作業も
毎日ワタシに充実感を与えてくれる楽しい作業ではありますが,

いろんな人がいろんな形でワタシをサポートしてくれて,
その上にいまのワタシの生活が成り立っていることに感謝の念を覚えつつ,
「みんなに,いつごろ,どんな形でその恩を返そうか」と考えるのは,
遅すぎる床に就くワタシが夢の中までもって行くにはちょうどいい妄想です.



みなさまもお風邪など召されませぬようご自愛くださいませ.

読了感謝.
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by psychedelicious | 2004-11-08 09:35 | 割腹-ハラワリ-
気持ちを知ること、言葉にすること
ほんとに久々のハラワリです。


研究でお世話になっている指導教官が言うには。

ワタシの長所は
「人や自分の気持ちを言語化する能力が非常に高いこと」なんだそうです。
そして「それは将来的にとても役に立つ」のだそうで。

指導教官は面と向かって人を誉めない人なので、
これは指導教官の言葉を後輩から伝え聞いたのですが。


ワタシは自分のことを理屈っぽい人間だとは思うのですけども、
そこらを長所として人に評価されたのはちょっと意外でした。


自分が理屈っぽい人間になった理由には、いくつか心当たりがあります。

ひとつは、男子高時代から内面的な相談を受けやすかったという経験。

どうも♂というのは♀に比べて
人間関係や心の動きに意識を向けないものらしく、
そういうところに意識の向きやすいワタシは
オトコだらけの友人関係の中で、格好の相談相手だったようです。
いまだに高校時代の友人が恋愛相談を持ちかけてきます。

そんなときに「じゃ、いまは○○とかって思ってるわけ?」って聞くと
「よくわかるなぁお前・・」とか言われることがしょっちゅうあります。
アテズッポーなんですが。


もうひとつは、相談を受けるときの言葉選びにとても気持ちを割いた経験。

たとえば、自信を失くしている友達に、
「それでもワタシは君を好きで、そういうとこも受け入れているよ」と
いうことを伝えたくて、「一番きちんと伝わる言葉はなんだろう」と
考えるようなこともよくありました。

それで言葉と心を結びつける能力がついたところはあるかもしれません。
ここに書いたのはあくまでヨイ例で、大学の頃、トガっていた時期(笑)には
「もっとも効果的に相手を傷つける言葉」を選ぶのに
この能力を使っていた時期もあります。
あくまで自分を傷つける相手に対する反撃手段として、ですが。
このあたりが自分をハラグロだと思わせる要因。



そうやって相談を受けたときに、相手や自分の気持ちを言葉にすることで
物事がよい方向に行くことは、確かにあります。

一番わかりやすいところだと、
言葉にすることで、とらえどころのなかった自分の状態に
「あ、自分はいまこんな状態なんだ」と納まりがつくことでしょうか。

その言葉をヒントにして、自分の状態をもっと理解する手がかりが得られたりもして。


こうやって、気持ちそのもののことを考える機会が多かったり、
気持ちをできるだけ「よい形」で言葉にすることに強い志向をもっていたことが、
今の自分の背景にあるように思います。


ただ、気持ちを言葉にすることでマイナスになる部分は多々あって。

解釈なんてしてほしくなくてそっとしておいてほしいとき、
ほんとの気持ちは人にわからないと思っているとき、
あるいはわかってほしくないと思っているとき、
安易に言葉なんてものに当てはめられたくないと思っているとき。

悲しい気持ちでいる友人に必要なのは、言葉を尽くして慰めることよりも
ただただ一緒にいることだったり、というのはとてもよくあることで。

ワタシもただ隣に人がいてくれるだけで救われたことがたくさんあります。


さて、自分の気持ちはともかく、人の気持ちを言葉にするのは
とても危ういことだと思っています。

言葉にしたとき、それは「元の気持ち」とは少し(あるいはぜんぜん)違うものになっている。
もし正しく気持ちを捉えられたとしても、言葉が伝えるのは気持ちのほんの一部分です。


そして「人の気持ちに踏み込むこと」や「人の心を安易に言葉にすること」はとても危うい。

「他者の気持ちを理解できる」という慢心、
「気持ちはすべて言葉にできる」という錯覚、
そういう傲慢さは人を関わろうとする上でとても危険なものだと思っています。


冒頭に書いたように、自分は言葉でモノを捉えようとする傾向の強い人間ですから、そういうミスをしないように気をつけないとナァ、と思う次第。


指導教官がいうように、これが「長所」なのかは、まだわかりません。
「特徴」ではあっても「特長」だとはまだ思えない。


とはいえ、この特徴が将来的にどんな風に役に立つのか、には興味のあるところであります。
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by psychedelicious | 2004-09-09 03:49 | 割腹-ハラワリ-
激情とその矛先。
強い感情に駆られたときの行動で、その人がよくわかります。

怒りでも、哀しみでも、嫉妬でも、
止められない気持ちでいっぱいになったときに、人がわかる。

どんなカタチで気持ちを片付けていくか。
それが人に向かっている気持ちなら、
どんな言葉をぶつけるか、
どれだけ自己中心的になるか。


久しぶりに、人がそういう種類の感情を表に出すのを見て、
衝撃を受けました。とても悲しくなった。

今回の場合、原因は明白でした。
理解不足。
その人がどんな誤解をしたのかまで、およそ見当がつく。

たぶんきちんと理解できるだけの冷静さがあれば
なんてことはない問題だったんですが。

もう一度冷静に見てみたら?と思う。
たぶんアナタは読み違えているよ、と。

でも。


人を傷つけてからでは遅い。

激情に駆られて慎重さを失い、
相手に対する興味を持てなくなったら、その先はありません。


怒りを鎮める唯一の方法は、
相手を理解することだ、と聞いたことがあります。
怒りは、恐怖も哀しみも超える一番強い感情だ、とも。

その気持ちすら鎮めるのだとしたら、
理解しようとすることは、とても強い力を持っている。

でも、なかなか人のことはわかりません。
理解したいと思い続けても、相容れないことはある。



人に向かわない気持ちだとしたら、
それを一人で片付けるのもまた、難しいことです。

過去に、ワタシの親友や恋人が、
すごく辛い気持ちや悲しい気持ちを、
一人で片付けていったことを後から知ったとき、
尊敬や親愛の念がとても強くなりました。

ワタシはなかなか一人で耐えることのできない人間なので、
そういう状況になっても周囲の人間を想える人を尊敬します。

また、そういう人が自分の側にいてくれることを、
大事にしたいナァと、徹夜明けの頭で思ったのであります。
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by psychedelicious | 2004-04-26 10:53 | 割腹-ハラワリ-
春の匂いと土地の記憶。
腹割続きです。春だから♪


近頃、夜の空気が気持ちいいですな。
寒くない日だとダラダラ歩きたくなるくらい。

初夏には独特の夜の匂いのようなものがある気がします。
そして、その匂いにはその土地ごとの匂いが混じっている。

こういう匂いって、急に昔の記憶を思い出させることがあります。

大学入学当時からいままで、ずっと同じ土地に住んでいるもので
毎年毎年この時期になると同じ臭いを感じて、入学当時の気持ちを思い出します。

高校が男子校(≒禁欲生活)だったために、
ワタシの青春(死語)は大学から始まったと言ってもいいのですが、
一人暮らしになったぶん自由にできることと責任を持つべきものが一気に増え
人間関係も一気に広がって、話せる友達も増えて、
でもそうやって広がり始める生活に不安を持っていた自分を思い出します。

もひとつこの時期には、入学して2年後、5年前の4月に起きた
人生最大の大失恋の記憶とかもあるんですが。それはともかく。


いろいろ含めてこの時期は以前の自分を振り返ってみることが多くなります。

そうやって以前の自分を考えると、
今の自分てどの程度成長したもんかな、とぼんやり考えることもあります。

ずいぶん変わったような気がするけどそれは成長なのかなんなのか。
少なくとも以前よりは自分のいろんな部分を受け入れているような気がする。


同じ土地にいると8年間がずっとつながってしまうので
自分の記憶とその当時の土地の記憶とが結びつかなかったりします。

「○才の頃にこんなことがあって、あの頃は××に住んでたナァ」という記憶にならない。この記憶も、あの記憶も、あんなのやこんなのも全部今の土地。
おかげで大学入学以降は、何年ごろどんな曲が流行ったかがさっぱりわかりません。


まぁそんな風に長いこと居続けた今の土地ですが、出て行く準備をはじめました。

とはいっても今年いっぱいは研究が続くことが決まっているので、
土地が変わるのは早くても来年の春からになります。
どうにも自分では決められない不確定な要素も多いので、
時期についてはなんともいえませんが。

とはいえ、当たり前に居続けた今の土地から出て行く準備をするというのは
少し心の動くイベントではあります。

こういう時期に自分を振り返って、後に生かせたらよいナァと思う次第。

今年はものすごく忙しくなるので、これ以降、自分を見つめるとか言う時間もなくなっていきそうですし。
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by psychedelicious | 2004-04-25 14:52 | 割腹-ハラワリ-
人に関わること。
久々の腹割。
長文につき読み飛ばし推奨。


ワタシが誰かに関わったことで
その人の人生の方向を微妙に変えてしまったナァと思うことがあります。

「人生を狂わせた」とか、そんな大それたことを考えることはなかなかないけども、でもやっぱり深く関わればそんなこともちょびっとあったりするのでしょう。

ワタシが何か勧めて相手が取り入れるっていう直接的なものだけじゃなく、
ワタシの話すことで相手の価値観が変わったり、
ワタシが言ったことで相手がその人自身に対する見方を変えたり、
なんもしなくても単にワタシと時間を共有したりするだけでも、
相手に人生に影響することがあります。

ワタシの勧めたものが相手の興味や関心を広げたり、
ワタシの考えを聞いて相手が嫌いなものを受け入れられたり、
ワタシの言葉がきっかけで相手に自信がついたり、
ただワタシといるだけでも気晴らしが出来たり寂しさを埋められたり。

こういう影響はワタシが他の人からもらっているものでもあります。

そんな感じに、ワタシと関わることがその人にとっていいことになればいいけども、かならずしもそうはいかないもので。

たとえばワタシの勧めた旅行先で相手が事故にあったり
 勧めたバイト先でひどい目にあったり、
ワタシの話がきっかけで相手が趣味への興味を失ってしまったり
 つまらない大学を受けたり落ちたり、
相手が知らなくてもいいようなハンデに自分で気づいてしまったり
 そんで自分には価値がないと思ったり将来に絶望したり、
あるいはワタシと関わろうとするだけでも
 友達と会う時間、仕事をする時間、一人で物思いにふける時間を捨ててしまっているかもしれません。


こういう影響は関わりが深ければ深いほど大きくなっていって、関わった時間が長ければ長いほどその人の人生への影響も大きくなる。

そうやってワタシが人の人生を狂わせた部分は、ひょっとしたらカナリあるかもしれません。そしてこの先もずっと誰かと関わる以上はあり続けるのでしょう。

「狂わせてしまった責任を・・」とか言ってみても、やっぱりよそ様の人生を全部抱え込んで墓場まで付き合えるほどには、時間も技量も金も心の余裕も、それだけ深く相手に関わりつづける傲慢さもない。

結局、ワタシが相手の人生に関われる時間は限られています。

過去に関わった人や、もう会えない人たちに対してできなかったことをどれだけ悔やんでも、もうワタシに出来ることはありません。


自分とのかかわりが悪い方向に転んだことをすまないナァと思って謝りたいと思うことがあります。
でも、そもそもワタシが関わったことで相手に起きたいろんなことが、良いことなのか悪いことなのかをワタシが判断するのは筋違いなのでしょう。

事故にあったことや、バイトでひどい目にあったことや
興味を失うことや、大学を受けて落ちることや
ハンデに気づくことや、将来に絶望することや
あるいは時間を浪費することが、
良いことなのか悪いことなのかを決めてよいのは、
たぶん本人だけなのだろうと。

そこから何を得てどんな人になるのかは、
ワタシの価値観で測ってよいものじゃないのだろう、と思うのです。


そしたら。

ワタシに出来ることは、
ワタシの信じる「良いカタチ」で、今関われる人に関わることだけです。

できるだけ誠実に、
できるだけ利己的でなく、
そんでもってできるだけ楽しく。
なによりその人と関わる時間を大切にしたいと思うのです。
難しいですけども。

そんで、自分と関わった結果として、
その人たちがその人たちの幸せに近づけたらよいナァと、


そう思ったりするわけです。
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by psychedelicious | 2004-04-24 18:59 | 割腹-ハラワリ-
世の中に、目を向ける。
最近、更新の直後でもないのに微妙にカウンタがあがっているようで。
来てくださる方には感謝です。

が、今日のネタは腹割です。

自己満足ですので読み飛ばし推奨。



さて、さっきのニュースで人質3人が解放されたのを知りました。

ワタシ世の中の出来事に疎いほうなんですが、
この事件は気になってかなり細かく経過を見てました。
つっても情報ありませんでしたし、状況がよくわからないので
書くのは避けてたんですが。ヌカ喜びして不幸な結果になったら辛いんで。

「日本人は大好きだったのに裏切られたよ」というイラクの人が、
「イラクのためにならねぇことならしねーでくれ」という主張のために、
「イラクの人たちになんかしたいなぁ」と思っていた人を殺してしまったら
それはきっと殺してしまった人たちにとっても、悲しいことだなぁと思ってました。
殺されてしまった人たちや、その人たちに近い人だけではなくて。

たぶんあの3人がしていた活動について、
後でくわしく知ったらとても後悔するんじゃないかなぁと。

声明文のどこまでが本当の気持ちなのかはわかりませんし
誘拐された人のことも、した人のこともきちんと知ってはいないんですが。



ちょっと離れて、学部時代のこと。

「友達とは、政治と教育のハナシはしない」という主義の友人がいまして、
その理由と言うのが「ケンカ別れしかねないから」でした。

たぶん政治と同列に教育の話題が出てきたのは
ワタシのいた学部の性質によるもんだと思いますが、
その意見にはワタシも同じ立場でいます。
これに「宗教」も加えて、あまりつっこんで人とはハナシをしない。

なんでかっつーと、政治も教育も基本的には
「社会やら人やらがどうやったらもっと良くなるんじゃ」
というおんなじ目的について話をしてるわけですが、
大昔から派閥がいっぱいあるのは、
そのための方法として選ぶものがバラバラだからだろうと思ってるんですね。

私の場合は政治やら国際情勢やらの背景がわかってないもんで、
「よくわかってないことについてモノを言いたくない」ってのもありますが
「目的が同じならあんましかまわねぇや」ってのもあるので、
あんましそこらへんを議論しません。

相容れない意見を持ちやすい話題だと思うので、
そこらへんをハンパに議論して不和のタネにしたくないので。

宗教の場合はちょっと違って、
たぶん目指してる幸せのカタチ自体が人によって違うと思うんですが、
個人が個人のレベルで求めるのであれば
それぞれが好きなように幸福を目指したらよろしい、と思ってます。
人に迷惑をかけない範囲なら。


まぁそんなのもあって、
政治のハナシとかあんまし書かないようにしてたんですが、
近頃世の中に目を向けてる人と付き合う機会が多くなり、
ワタシもちょっとそのへんに目を向けるようになったというところです。

自分がしている研究は「人を理解する」ことに焦点を当てていて、
自分もやはり身近な人間の心の動きにしか興味がないんですが、
「人」を見ることで世の中を理解したいナァと思いました。

・・とはいえ、たぶんこの先あまり政治に関わることは書きません。



ワタシはこの事件の解決にできることは何一つありませんでしたけども、
悲しいことを食い止めるために努力をされた関係者の方に敬意を払い、
また、この先イラクの人たちにも悲しいことが増えていかないように、
遠い日本で、時々、祈っております。
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by psychedelicious | 2004-04-16 01:02 | 割腹-ハラワリ-